TRPG天下布戯

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■トーキョN◎VA
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▼トーキョーN◎VA考察  : N◎VAとTRPGの微妙な差異  
 トーキョーN◎VAでは、キャラクターをキャストと呼び、一回のセッションをアクトと呼ぶ。
 この事から分かるように、N◎VAは映画に見立てて遊ぶことが一つの指標となっている。
 それを実現するため、以下のような特徴があると、僕は考えている。
 1:判定にはトランプを用いて変則性を減らしている
 2:神業という絶対的な権利を各キャストが3つ所持している(一人に3回は見せ場があるというコトだ)
 3:小道具をはじめとした、「ソレらしい」データを他のシステムより充実させている

 このゲームにはデータが多く、ちょっと「とっつきにくい」一面がある。
 そも、ルールブックやサプリメントに、「簡単なゲームを提供するつもりはない」と書かれていたりする。
 しかし、このゲームには中毒性がある。――慣れれば心地良い中毒性だ。
 ロールプレイを行うためのサポートが充実しているため、他のシステム以上の爽快感があるのだと思う。

 そして、ここから少し違いが生じているのだと思う。
 他のTRPGは「ゲーム」としての要素が存在するため、経験値を使って「強くなる」ことも楽しみである。
 前回やその前のセッションでは苦戦した敵に、悠々と勝てれば気持も良いものだ。
 ダブルクロスでは、普段の達成値が8程度でも、二回ほどのセッションで、リソースをつぎ込んだ結果として100以上の達成値になるのは珍しくない。
 アリアンロッドでは、1レベルの時はがんばっても20程度の達成値だが、30レベルでは下限が20ということもよくある。

 もちろん、N◎VAでも経験値を使って成長し、それなりに強くもなる。
 しかし、N◎VAには「達成値上限」というものが存在することで、他のシステムと一線が引かれると思う。
 そしてその達成値上限は、本気でデータと向き合えば0経験点でもあっさりと到達してしまうのだ。
 (達成値上限を持ち上げている卓や、そもそもそのルールを使用しない卓は例外扱いしている)

 では、N◎VAの経験値は何に使うのか。
 そのキャストを、より「らしく」演出するために使うのが、N◎VAプレイヤーとしての美学であるらしい。
 手持無沙汰になってキャストができる事を増やしたり、余ったからというだけで全身義体のタケミカヅチをとってくるのは、N◎VAの美学とは少し違うようだ。



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